2.おめでとう



こんばんは、アリーだよ。


今日は僕の誕生日。


だから、キョーコちゃんが僕のために美味しいご飯とケーキを買ってくれたよ。猫のケーキは人間のケーキとは違うみたい。キョーコちゃん偉いから、蓮のケーキとご飯も作ってた。

僕の誕生日、一緒にお祝いしてくれるんだってvv


蓮は相変らず帰りが遅くて、まだ帰ってこない。
だから、僕はキョーコちゃんを独り占めしているの。

いいでしょ???

膝の上でご飯とケーキを食べさせてくれたよ。
今は背中をゆっくりと撫でてくれてる。


んー・・・・いい気持ち。
だんだん眠くなってきたよ・・・・。

「アリー?眠い?」
「ナァ・・・・」


うっかり目を閉じてしまった僕にキョーコちゃんは優しく声をかけてくれた。


「蓮ももうすぐ帰ってくるからね?お祝い、一緒にしようね。」


キョーコちゃんは一度僕をももの上から下ろして、僕の寝床のお気に入りのクッションを持ってきて乗せてくれた。そうしてまた優しく背中を撫でてくれて・・・・。



ふかふかで、ほわほわで、手が気持ちよくて・・・。
あぁ、幸せvvvvv



うとうとしてたら、真夜中になっちゃった。



蓮はキョーコちゃんの作ったご飯とケーキをもう食べちゃったみたい。ニコニコしてたよ。だから、蓮にもしっぽを絡めて喉を鳴らしてごあいさつしたら、蓮なのに珍しく僕を抱き上げて頬擦りしてくれたよ。


「アリー。誕生日、おめでとう。もう会ってから三年も経ったんだね・・・早いね。まだ元気でいてくれないと、困るな・・・・。」
「アリー今度3歳になるの?そう。ホント・・・アリーがいてくれて良かった。」

蓮とキョーコちゃんは、僕の頭と喉をを撫でて、ちゅうしてくれたよ。


蓮もキョーコちゃんも、僕が「大事な人」ってことなのかな?
そうなのかな?????
なんか、嬉しくなってきたよ。


「忙しくてごめんね」って言った蓮は、キョーコちゃんがさっき僕にしてくれたようにキョーコちゃんをぎゅってして、仲良くしてた。
それでね、その後二人からはとっても優しい色のオーラが見えたよ。

二人とも「アイシテル」って言ってた。


それってどんなのかよく分からないけど、きっと、僕がキョーコちゃんに背中を撫でてもらってる時みたいな幸せでほわほわな、あったかい気持ちの事を言うんだと思うんだよね。


だからね、僕も蓮とキョーコちゃんを「アイシテル」の。


僕は偉いから僕の寝床に帰って丸くなったよ。
だってね、二人がニコニコで仲良くしている時は遊んでくれないんだもん。
前にね、遊んでもらおうとお邪魔したら蓮のオーラがとっても怖かったんだよ・・・!!
みんなには見えないと思うけど・・・・。


僕の誕生日なのにね。


でもね、蓮は二人っきりだった時も毎年僕のお誕生日をお祝いしてくれてた。
今年は二人で一緒にお祝いしてくれたし、僕の誕生日に大好きなキョーコちゃんが、すごく幸せそうなオーラだったから許してあげるよ、蓮。


僕も生まれて来られて、蓮と目が合って良かった。


あぁ、おふとんはぬくぬくでふかふかで・・・また眠くなってきたみたい。


あぁ・・・・幸せvvvvv








とある方と私の誕生日が2日違い、という訳でその方と半分自分(?)の為に書いたものでした。お祝いの品を高校の友人’sからも誕生日当日指定で送って貰って、相当嬉しくて出来上がったのでした。単純ですね(笑)。