1.はじめまして




僕は猫のアリー。

今はね、3歳のオスだよ。

アメリカカリフォルニア生まれのL.A育ち。
真っ白い、絹のようなさわり心地の毛並みが、自慢だよ。

ママのミルクを卒業して別の籠に移されたその日に、「蓮」と僕は目が合った。そしてすぐに僕を抱き上げて「アリー」と名づけてくれた。


その日から蓮がママの代わりに、僕の「御主人様」っていうのになったんだよ。ママの代わりだから、僕のとっても大切な人だよ。


なぜオスの僕が、「アリー」なんて、メスみたいな名前かって?


それはね、L.Aに一人でいた蓮が、「キョーコちゃん」と演った「やく」と言うのが忘れられなくて、その「やく」の名前を逆にしたってだけ。「やく」の名前が「イリア」って名前だったんだって。そう蓮は僕に言ってたよ。


女々しい話でしょ?


だからね、蓮は「キョーコちゃん」が大好きなんだよ。僕と会ってから二年間、僕を見ながら、僕の中に「キョーコちゃん」を見てた。今はその「キョーコちゃん」は蓮の傍にいてくれるんだよ。よかったね、蓮。


僕もね、キョーコちゃんが大好き。
だってキョーコちゃんが来た日はね、僕に美味しいご飯とミルクをくれるんだよ。それにとっても手が柔らかくて、いつも優しく頬ずりしてくれる。


だから僕もキョーコちゃんには、蓮よりも先にご挨拶するんだよ。
僕のお気に入りのソファーの左側も、キョーコちゃんにだけ譲ってあげる。


でも蓮はね、僕が「御主人様」の蓮よりもキョーコちゃんが大好きって事、気付いているみたい。そんな時は、蓮に、しっぽを絡ませて擦り寄る。蓮も大好きだよって言っているんだけど、蓮はそれに気付いてくれてるかな?


蓮とキョーコちゃんはね、「やくしゃ」というお仕事しているって、キョーコちゃんが僕に話してくれたよ。


キョーコちゃんは蓮の「こうはい」で「こいびと」なんだって。
とっても大事な人って言っていたけど、「御主人様」とはまた違うのかな?


あ、蓮が帰ってきたみたい。ミルクもらわないと。のど渇いた。


また今度蓮とキョーコちゃんのお話の続きするね。


じゃあまたね。




















旧ブログでシャレで始めた猫話。の割りに本文よりも熱狂的なご支持を頂いたりして、幸いにして残しました(笑)。
完全私が楽しんでいるだけの猫話、御付き合いいただければ幸いです。
ちなみにタイトルはもちろん「きみ○ぺっと」( 管理人現在未読です・・・)からシャレで頂きました・・・(^^;
「あたし○ぺっと」という作品もありましたので、残りは「ぼく○ぺっと」って事で・・・・(?)